- トップ
- NEWS / BLOG
- CASE
- 矯正医から依頼を受けた症例
感染根管治療
治療説明
16歳の女性。矯正中に動揺が激しくなり、疼痛を訴えた為CT撮影を矯正医の方で行ったところ左下1番が失活しているとのことで、当院にご依頼頂きました。
上記のレントゲンやCT画像でもわかるように隣接歯に及ぶかなり大きな骨吸収像が認められ、今回もマクロスコープ下でMTAセメントによる根管充填を行いました。
下記のレントゲン写真は術後1年半後になりますが、術前にあった根尖部周囲の透過像は消失し、不透過性が高まって骨が回復してきているように見られます。
現在メインテナンスに移行していますが、動揺、痛みもなく経過は良好です。
保険で使用できる材料では得られることができないであろうMTAセメントの優れた特性だと感じる1症例でした。