審美歯科

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セラミック修復について Part 2 最小限の切削によるセラミック修復

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治療説明

20代女性、矯正歯科より矯正後、左右上顎側切歯(2番)欠損部の補綴を依頼され来院。

上顎左側2番の欠損部の近遠心距離が5mm、右側2番の欠損部の近遠心距離が6mmであり、インプラントで審美的に補綴するには困難と考え接着性ブリッジを選択しました。

*文献的にもインプラントと天然歯の間には1.5mmの距離が必要な為、近遠心距離が5mm程度ではインプラントを選択するには厳しいと考えられます。

左と真ん中が術前、右が術後。

治療期間

1回目 コンサルテーション+資料どり

2回目 診断用モックアップ模型にて最終的形態の説明

3回目 上顎左右2番形成

4回目 上顎左右2番セット

治療費

治療費参照

リスク・副作用

普通のブリッジにする場合、両隣在歯を削らなくてはいけないですが、接着性ブリッジの場合、片側の歯の裏側の一部分のみ最小限に切削することでできるのでメリットは大きいと思います。

ただしインプラントと違い、多少なりとも歯を削らなくてはいけないというデメリットと噛み合わせによっては脱離したり破折したりしてしまうこともある為、全ての症例において適応というわけではありません。

近年、10年以上のsurvival rateが90%以上という文献もあり症例によりますが非常に有効な一つの方法だと考えられます。