歯を残す治療 Part 1

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治療説明

60代女性、右上5番の歯冠破折でご来院されました。

虫歯も大きく、歯茎の下の方まで及んでおり根の状態も厳しい状態でしたがどうしても抜歯はしたくないとのご要望で、マイクロスコープ下にて根管治療・歯肉整形の後、セラミックスにて補綴処置を行いました。

マイクロスコープ下にて歯周治療・根管治療・補綴治療全ての治療を精密に行うことで多くの歯を残せることが多くなっていることを実感しています。

 

治療期間

1.診査・診断・治療説明

2.根管治療 (計2回)

3.土台(ファイバーコア)+セラミックス形成

4.セット

 

治療費

再根管治療(小臼歯):121,000円(自費治療)

ファイバーコア   :22,000円

オールセラミックス :165,000円

        計 :308,000円(税込み)

リスク・副作用

根管治療を受けた無髄歯は咬合力を感知する受容センサーが反応するまでに有髄歯と比べて2.5倍の咬合力が必要とされるという文献があるように、神経のない歯は破折する可能性が有髄歯と比べて高くなる為、注意が必要になります。

当院ではそのようなことを文献を通して術前に患者様にご説明しています。また術後もメインテナンスを行って経過を見させていただいております。