歯肉移植＋セラミック治療

50代女性の方、昔からお口にコンプレックスがあったとの事、歯茎が年々退縮してきたとの事でご紹介にてご来院されました。

遠方からいらっしゃる方でしたので、いらっしゃる際はほぼ半日をかけて全顎治療を約２年間続けてこられました。

医療従事者ということもあり、ご自身の口腔内に大変ご興味があり、意欲的な方でしたので、しっかり最後まで治療を終えることができ、現在はメインテナンスに移行する事が出来ました。

患者様に術前術後の比較したお写真を治療終了日にお渡しし、「すごく綺麗になって毎日が楽しいわ。」と言って喜んで頂くことができ、私自身大変嬉しかったのを覚えています。

左が術前、真ん中の黄色の点線部が歯肉移植した部位、右端が術後（点線部が歯肉移植部位）

＊前歯部はセラミック治療を行なっています。

現在、当院では歯肉退縮で悩んでいらっしゃる方が多く見受けられます。

退縮した歯肉を改善させることにより、知覚過敏の改善・審美性の改善・根面カリエスの予防など多くのメリットがあります。

デメリットとして歯肉移植のオペをしなくてはいけないという事がありますが、当院は手術用顕微鏡下で行なっていますので低侵襲性に歯肉移植（結合組織移植）を行う事が出来ます。

実際、オペを受けられた方から術後の疼痛を訴えられたことはありません。

少しでもそのようなお困りがある方は、ご遠慮なくご連絡ください。

高田歯科クリニック　院長　高田勇生